MOTE
MOTE
VisualStudio C# SerialPortを使用した通信
Visual Studio 2005 C#でSerialPortコンポーネントを使用した際に,改行はCR(0x0d)で認識されていました.そのため,MOTEでシリアルデータを送る際に行末の改行コードをCRに揃える必要があります.SODebug関数のソースコードは
/opt/MoteWorks/tos/platform/atm1281/SOdebug.h
です.必要に応じてUARTPutChar関数を書き換えてください.
MOTEチュートリアル
ここでは,MOTEを使用する際の注意事項や各種練習問題について触れます.練習問題の解答例はこちらです.
MOTE講習会 第5回 08/09/02
各種センサ情報(電圧,温度,照度,音響)を取得し,1ホップの無線通信を実現する.今回もxserveを用いる.
- 実習
- サンプル(34) をダウンロードする.
- サンプルにはbaseとsrcがあり,baseは基地局用でsrcはセンサ情報送信ノード用である.
Baseの場合
make micaz install,0
srcの場合
make micaz install,1
とし,それぞれコンパイルし実行する.
- センサ情報の表示は (COMポートが5番の時)
xserve -s=com5
とする.
- 課題
- 照度センサだけでなく,温度センサやマイクの入力に対しても,大きな変化があった時だけ,データを送信するように改良する.ソースノード側を改良すること.
MOTE講習会 第4回 08/08/05
センサデータ(照度)を取得し,PCに送信.Crossbow社のxserveを用いて,データを表示する.
- MOTE->PCに送る方法
- 今回は,Send関数を用いて実装します.
- 実習
- サンプル /opt/MoteWorks/apps/tutorials/lesson_2
- Cygwinを起動し,cdコマンドで「/opt/MoteWorks/apps/tutorials/」ディレクトリに移動する.
- 「/opt/MoteWorks/apps/tutorials/」 内に 「MyApp_Sensor」 ディレクトリを作成し(mkdir),「lesson_2」の中身をコピーする.cp -r で作成しても良い.
- 「make micaz install,0」と入力し,コンパイルと実行を行う.「0」とはノードIDを指す.今回は1つしかないので,「0」とした.
- Cygwin側で「xserve -s=com5」と入力する.「com5」は使用している通信ポートに変えること.
- 画面上に,データが表示される.
- 課題
- 「lesson_2」のプログラムの理解
- 照明の状態が変化した時だけ,データを送るように改良する.照明:明->暗 と変化したときに1つだけデータを送る.また 暗->明 と変化したときに1つだけデータを送る.
- 参考資料
MOTE講習会 第3回 08/08/01
シリアル通信を用いてデータをPCに送信
- MOTE->PC に送る方法
- send (無線,有線)
- SODebug (有線)
- SODebug
- C言語のprintfライクな構文
- サンプル /opt/MoteWorks/apps/example/SODebug
- ターミナル
- ハイパーターミナル
- Tera Term Pro ダウンロード(vector)
- 設定
- 接続先 シリアル ポート:COM5 (環境に応じて変わる)
- ボーレート 通信速度:57800(bps)
- 改行コード CR+LF
- 課題
- 前回の課題を改良し,LEDの状態を文字で出力する.ただし,タイマ周期は1.5秒にすること.
- ex) red:on,yellow:off,green:off
- 参考資料
- MOTEセミナー SODebug(51)
MOTE講習会 第1回 08/07/17〜第2回 08/07/25
MOTEを勉強を進めるにあたっての順序
- 実習
- インストール (MoteWorks 2.0F)
- MakeXbowlocalの設定(/opt/MoteWorks/apps)
- インタフェース:mib510 通信ポート:COM5 の場合
- 14行目: #DEFAULT_PROGRAM=mib510 ⇒ DEFAULT_PROGRAM=mib510
- 17行目: #MIB510=COM1 ⇒ MIB510=com5
- 187行目: #RADIO_CHANNEL=25 ⇒ RADIO_CHANNEL=25
- 206行目: #RADIO_POWER=TXPOWER_MAX ⇒ RADIO_POWER=TXPOWER_MAX
- USB-Serial変換のドライバのインストール
- 「USB TO SERIAL(DB9) CONVERTER CABLE」DISCをPCに入れる
- 「USB_RS232_Ver20026\installer version」フォルダ内の「PL-2303 Driver Installer.exe」を実行し,インストールを行う.
- USB-Serial変換ケーブルをPCに接続し,デバイスのインストールを行う.
- Blinkサンプルのコンパイルと実行
- 「Cygwin」を起動する.
- コンソール内に「cd /opt/MoteWorks/apps/general/Blink/」と入力する.
- 「make micaz install」と入力する.コンパイルされ,MOTEに書き込まれる.
- 課題
- 赤(red),黄(yellow),緑(green)を順番に点灯させる.(1秒ごと)
- 参考資料
- 備考
- MOTE関連のファイルは,「Programmers Notepad 2」で編集すると良い.ただし,2バイト文字に対応してないため,日本語入力ができない.
- 「Programmers Notepad 2」は「PN2」と書いてある場合がある.